GSC2015 初代世界チャンピオンは日本代表地引淳さん!

世界14カ国、総勢186名のすしシェフの頂点が遂に決定
-第2位は シンガポール代表 キン・ミェン・タンさん、第3位はアメリカ代表 タカトシ・トウシさん-

グローバル寿司チャレンジ実行委員会(構成団体:ノルウェー水産物審議会と国際すし知識認証協会)は、2015年11月25日に東京マリオットホテル(東京都品川区)にて、「グローバル寿司チャレンジ2015」世界決勝大会を開催いたしました。「グローバル寿司チャレンジ2015」世界決勝大会は、今年5月から10月にかけて世界14カ国で開催された予選大会を勝ち抜いた代表者14名が参加。予選大会と同様、すしの基本である「江戸前すし」と各シェフの創造性を審査する「創作すし」の2部門で腕を競いました。本大会では、日本代表、独楽寿司の地引淳さんが優勝を果たし、グローバル寿司チャレンジ初代チャンピオンとなりました。

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地引さんは、すしシェフ歴27年、現在は、東京都と神奈川県にあるチェーンレストラン、独楽寿司に勤務。今回、世界決勝大会に臨むにあたり、日本代表としてのプレッシャーを強く感じていたとのこと。しかし「会場に来て、各国の選手と話したり、彼らの仕事ぶりを見たりして、志すものは一緒なのだと感じた」と語ってくれました。世界チャンピオンに選ばれたことに対しては、「夢みたいであり、驚いている」と感想を述べました。
今後の世界のすし文化に対しては「無限大の可能性を感じられた。まだまだ未知の世界が広がっている」とのこと。今後、地引さんの活躍によって、すし文化がさらに世界に広がっていくことが期待されます。

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入賞を果たしたキン・ミェン・タンさん(第2位、シンガポール代表、Hide Yamamoto[マリーナ・ベイ・サンズ])とタカトシ・トウシさん(第3位、アメリカ代表, Sushi Ran)

第2位シンガポール代表キン・ミェン・タンさんはすしシェフ歴13年、Hide Yamamoto(マリーナ・ベイ・サンズ)に勤務。第2位入選を果たしたことに対して「他の選手の作品も見て回って自分にはチャンスがないと思っているから驚いたがとてもうれしい」とのこと。今後については、「大会を通してすしシェフとして誇りと自信を持つことが出来た。挑戦は始まったばかりだと思うので、引き続き腕を磨いていきたい」とさらなるすし技術と知識の向上への意気込みをみせてくれました。

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第3位のアメリカ代表タカトシ・トウシさんはすしシェフ歴20年。現在は、アメリカ、カリフォルニア州にあるSushi Ranに勤務。決勝大会について「他の選手も楽しんで参加しており、自分自身も楽しんでやることが出来た」と語ってくれました。また、「すしはグローバル化しているので、日本および海外の食材をとりいれていき、より多くの人にすしを楽しんでもらいたい」と、今後の展望について語っていました。

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世界決勝大会審査委員長 風戸 正義氏のコメント
「日本で開催されるすしの大会であったため、どのように審査を進めるかという点で、大変悩みました。各国の代表選手、さまざまな技術や創造性を見せてくれました。非常にすばらしい作品ばかりを選手たちは見せてくれましたが、すしの基本としての知識、衛生管理技術の差が、今回の大会のキーポイントとなりました。」

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「グローバル寿司チャレンジ2015」について
「グローバル寿司チャレンジ2015」は、世界で高品質なすしが安全に楽しまれるようになることを目指し、すしシェフの技術向上や消費者への知識普及を目的とし開催されました。本大会は今年が初めての試みとなる、過去最大規模すしシェフを対象とした大会です。2015年5月~10月にかけて世界14カ国で予選が開催され、合計186名のシェフが参加しました。

【一般社団法人 国際すし知識認証協会(WSSI)について】
一般社団法人国際すし知識認証協会(WSSI)は、全国すし商生活衛生同業組合連合会(以下、全国すし連)が設立した「すし知識海外認証制度」の講習、試験を代行で行う協会です。本協会は、全国すし連が寿司の基本である衛生調理を世界に伝えるため設立した「すし知識海外認証制度」の活動を促進するために、すし知識海外認証制度委員長風戸正義により2013年10月に設立され、日本国内の社員会員並びに海外在住の一般会員25名によって構成されています。

【ノルウェー水産物審議会(NSC)について】
ノルウェー水産物審議会(NSC)はノルウェーの水産業界独自のマーケティング機関です。ノルウェー水産物審議会の本部はノルウェー北部のトロムソに位置し、主要市場となる13カ国に海外事務所を持ちます。ノルウェー水産物審議会の活動は、ノルウェーの水産業界の輸出法定税率を財源としています。ノルウェー水産物審議会は、ノルウェー貿易・産業・漁業省直轄の、国有有限会社です。

【ノルウェーサーモンについて】
冷たく澄んだ海で育ったノルウェーサーモンは、脂ののりがよく、とろける食感とその甘みが特徴です。生のまま一度も冷凍されず空輸されるためとても新鮮です。1985年にすしネタとして初めて導入されて以来、世界中で人気のすしネタとして親しまれています。導入30年目の今年、全国すし商生活衛生同業組合連合会の技術コンクール内ではすしネタとして指定され、江戸前すしのネタのひとつとしても受け入れられるようになりました。ノルウェーは世界最大の養殖サーモン生産量を誇り、2014年、日本には3万2,724トンの冷蔵ノルウェーサーモンが輸入されました。

一般社団法人と国際すし知識認証協会とノルウェー水産物審議会の協働について
一般社団法人 国際すし知識認証協会とノルウェー水産物審議会は、世界での寿司の普及のために協働することを目的に、2011年に「友好・協力に関する覚書」を締結しました。「グローバル寿司チャレンジ」は本覚書の延長線にある取り組みとなっており、国際すし知識認証協会が技術指導・ルール作りを、ノルウェー水産物審議会が主要出資者として運営されます。